セクター別資金調達にみるスタートアップの動き

2019/08/09

amiライブでは、毎回、日本最大級のスタートアップデータベースentrepedia(アントレペディア)のデータを利用し、

定量的なデータから見えてくるスタートアップの事実を「STARTUP CHART(スタートアップ チャート)」として、解説と共にお届けします。

2018年のセクター別の資金調達額中央値

前回、「スタートアップのお金はどこに集まっているのか?」という視点で、セクター別の資金調達額をみました。

今回は、そのセクター別の資金調達額の中央値をみたいと思います。

2018年のセクター別の資金調達額中央値が以下の図です。

(出所)entrepedia "Japan Startup Finance 2018"

ヘルスケアの中央値が1億円。この数字は、スタートアップ全体の1社あたり資金調達額中央値と同じ値です。

ヘルスケアよりも右側は、スタートアップ全体の1社あたり資金調達額中央値よりも高い。左側にいくと低くなるということですね。

したがって、右側へいくほど、たくさんのお金が必要になるような、わりと重ためのセクターが集まっていて、左側は初期コストなどを低く抑えられるセクターが集まっている可能性が高いです。

一番右側にいるAutomotiveTechですが、トヨタ自動車をはじめとする自動車業界既存プレイヤー大型投資をしている影響が大きいです。自動運転関連の投資も集まっています。

また、amiにご登場いただいた起業家の方々を思い浮かべると、左側の、たとえば、FoodTechやファッション、シェアリングエコノミーなどサービスを提供している方々は比較的お若い方が多そうですね。

反対に、右側の重ためのセクターは、BtoB領域だったりと社会人経験がすでにある起業家の方が従事していることが多いようにみえます。

セクター別にみると、投資側や起業家側の動きが浮かび上がってきますね。

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